気ままに風を追う日々

ふらりぶらりのバイク人。 気のみ気のまま綴ってるので 観覧による時間の損失は保証されません、とか。

GPS分析レポート ごっこ

~原文2014/09/13作成~

 

GPSログ見てコメントをっと希望されたので、

こんな風に見てこんな事考えるよ~的な事を綴ってみました。

人によって見方はいろいろあると思うけど、初心者向け1パターンとして何か参考になれば☆*1

 

ちなみに以下は747Proの走行ログと「モータースポーツ向けソフトLAP+(ラプラス)」でのデータ表示になってます。

文面が偉そうなのはご愛嬌で(笑)

 

■比較対象

コース:トミンモーターランド

青:CBR600RR(07年式)[2014年6月走行] 33.484秒 ← コメント対象
赤:CBR600F   (04年式)[2013年2月走行] 32.018秒 ← 比較対象

  ※ 赤は比較対象としてタイム域から適当にピックアップ

■時間軸グラフ

f:id:kazeoibito:20150516011405j:plain※ 初期状態で作成されるグラフです。スタート地点からの時間のため、どのあたりでタイム差がついているのが確認できる。

 

・各ストレート区間での加速差が、主なタイム差として読み取れる。
 すべてのコーナーの立ち上がりを詰めていくのが第一目標でしょう。

 

■走行ライン

帝王・左・最終コーナー、大回りのラインを取っているのに、立ち上がり加速でアドバンテージが出ていない状況。


もっと直線的に加速できる立ち上がりラインを意識することで、
「コーナーを曲がる」アプローチから「コーナーを曲がって、立ち上がり姿勢を作る」に変えていきたいところ。

 

■距離軸グラフ

f:id:kazeoibito:20150516010420j:plain※ [km/h]グラフから「横軸を距離に変更する」にて表示。(ほぼ)同一地点での速度差や、バンク角の違いが確認できる。

※ スタート地点からの距離のため、ライン取りで走行距離(メートル)が違うとグラフに差が出る。

 

・「1コーナー」~「S字区間」で10kmほどの速度差がある。
 立ち上がりの加速、帝王への減速といったメリハリをつけたいところ。

※ そのほかのコーナー速度差は、頂点がほぼ同一なので単純な熟練度の違いとして早期課題ではないかと。

 

・最終コーナーでの最低速を見ると、赤(600F)のほうがわずかに低い。
 その上で、立ち上がった際には赤のほうが速度に乗っているので、よく話に上がる、「大型車はコーナリングスピードじゃなくてメリハリだよ~」という一例?

※ ログ日時である2月の走行だと路面グリップに頼れないので、こういう走りを強く意識出来るかもしれない。

 

・「deg(bank)グラフ」を見ると、450~500mの最終立ち上がりラインでは、青(600RR)のほうがバンク角の数字が大きい。(10度近い差が出ている。)
 このことから車体が寝たまま加速している点がわかる。
※ bankグラフの幅は-50(左バンク)~+50(右バンク)。
※ 250~270mの帝王立ち上がりでも、わずかながらこの傾向が見える。

 

速度グラフでは、赤のほうが速度上昇が早いので、
「もっと車体を立てて、しっかり加速した方がいい」と言えそう。

リスク面からも、車体を起こして加速する練習を積みたい。

※ 赤が2月末、青が6月ということで、実際のところは路面グリップに対する意識の違いも多少ありそう。

 

・ホームストレートでの[ps]や[G(X)](前後負荷)の山では、赤がシフトアップタイミングによる凸凹があるのに対し、青は一律の線。確認するとギア1速固定走行でした。

1&2速利用になった場合に、帝王前の処理がどう変わるかも今後の考慮点。

 

さてはて、どのように進化していくのか、

楽しみな時期ですね☆

 

■おまけ

半年くらい後ではこんな感じへ。

青:CBR600RR(07年式)[2014年10月走行] 31.940秒
赤:CBR600F   (04年式)[2013年  5月走行] 31.603秒

f:id:kazeoibito:20150516020147j:plain

青は忠実に「起こして加速」を上達。

逆に赤がタイム意識でバンク角深くなってます。反省(笑)

 

青の[ps]グラフではシフトアップが読み取れるようになってます。

赤はシフトアップ感が減ってますが、理想的に決まってスムーズでした。[G(X)]では若干加速Gに変化がでてますね。

 

加速、減速の強化だけでもうちょっとタイム伸びそう。

さてはて、どうなりますかな☆

*1:あんまり早いタイムのログをガチで批評してもボロばかり出そうなので、ログ参照の初めの一歩程度で受け取ってくださいな。