サスセッティング
なんだかんだといろんなところで耳にするけど
とっつきにくくて触れていなかったサスセッティング。
久々にCBRを出してきて、洗車しようかどうしようか迷った結果
サスセッティングに手を出していた。
いやね、サーキット走行前で実走テストしやすいしね。
とりあえず雑誌とかで特集している
「試しながら走行し自分に合うベストセッティングを!」なんてやったら
あっという間に断念しそうなので
尊敬する梨本大先生の「エッジで走れ!」本を参考に
CBR600F Sportsのベストセッティング情報に合わせてみる。
とりあえず、今の俺の車両ノーマルなのか?そっからスタート。
各調整機構箇所の確認と、現状の設定値(基本Hard最大からXX回転等)を確認。
結果、ぴったんこ標準値でした。
セッティング紹介で「峠セット」と「最速セット」が紹介されてるんだけど
身の丈に合った「峠セット」をチョイス。レッツチャレンジ☆
■FIN(フロントイニシャル)
「バネの効く位置を調整し、あたかもバネを強くしたり弱くしたりする」
危うくベースの六角部分を回そうとしましたが(コラコラ)
その上の部分、スパナで簡単に回ります。
横から見える線が何段目になってるかが設定値判断らしい。
基準点が欲しかったので、いったんH(Hard)側に最大にしようとして
突き出た調整部分が埋まりそうになり、あわててS(Soft)側に最大にしてみました。そっちは思いっきり突き出た状態でストップ。
その角度を覚えて、指定のメモリになるまで回してセットしました。
■FT(フロントテンション)
「伸びる動きを制限する」
FINの上にあるマイナスを回転させて調整。
H最大からセット。
「2+1/2」にセットしたかったんだけどパーツが違うらしく「2+1/4」でストップ。中途半端なので「2」にしてみました。
■FC(フロントコンプレッション)
「縮める動きを制限する」
フロントフォークの下のとこ。
※画像はさびが恥ずかしかったので・・。今度落とそう・・。
■RIN(リアイニシャル)
「バネの効く位置を調整し、あたかもバネを強くしたり弱くしたりする」
リアサスペンションについてる特殊工具で回すやつ。意外と固い。
どこの表記が現状なのかわからなかったんだけど、左側から見た正面に数字の3が見えたのでそこを基準と判断。
■RT(リアテンション)
「伸びる動きを制限する」
リアサスについてるマイナス。
■RC(リアコンプレッション)
「縮める動きを制限する」
車体側面についてるカン的なパーツにマイナス。
〜 ノーマルセッティング 〜
FIN:4
FT:1+3/4
FC:1+1/4
RIN:3
RT:1+1/2
RC:1+1/2
〜 峠セッティング 〜
FIN:2 → バネの基本特性を固めに?
FT:2 → サスの戻り速度調整を緩くし、素直に?
FC:1+3/4 → サスの沈み込み速度を早くし、大きく動かす?
RIN:5 → バネの基本特性を柔らかく?
RT:2 → サスの戻り速度調整を緩くし、素直に?
RC:2 → サスの沈み込み速度を早くし、大きく動かす?
一通り調整機構が把握できましたが、意外と簡単に調整できるパーツなんですね。今度から少しいじってもいいかもって感想。
で、どんな乗り味に変わっているのかもちろん気になるわけで
ちょっと首都高流してきました。
・なんとなくインプレッション
フロント周りは少し粘りが出た感触。
ブレーキング時の沈み込みから解放までの幅が広くなって、途中の感触がつかみやすい。
ハードなブレーキングは試すポイントがなくて次回。
リア周りは凄くサスが仕事するようになった感触。
リアタイヤの設置感がわかりやすく、コーナーで加速した時も安定してる。
以上、非常に乗りやすい仕様になったようです。
プラシーボ効果もあるかも知れませんが、非常に気持ちよく走れる足回りになりました。
これからまた、サーキット等で最速セットとの比較を味わってみたいと思います。
皆さんもサスセッティング、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう☆